硬式球 品質管理

野球ボール_品質管理

こだわりポイント1 〜国産〜

硬式野球ボールを縫合する工程は機械化されておらず、一針一針人が縫わねば作れません。殆どのメーカーが海外(主に中国)へ製造を委託しています。弊社は、縫合作業(最終工程)と完成検査を日本で行うことで、均一な重さや縫い目幅・反発係数を管理しています。

こだわりポイント2 〜均一な縫い目〜

縫い目幅は7.0mm〜8.0mm、縫い目高は0.9mm〜1.1mmです。縫合は、熟練した技術がなければ均一に縫い上げることができません。何故なら、革の部位に応じて強弱をつけながら縫わねば、縫い目幅を揃えられない為です。弊社の作業者の過半数以上が、勤続年数5年以上です。熟練した技術により仕上げています。

こだわりポイント3 〜反発係数〜

全ての統一球は、1球ずつ反発係数を測定し、反発係数を管理しています。検査の結果、規格外となったボールは出荷いたしません。

こだわりポイント4 〜球形〜

野球ボールの球芯は、球形になるようにウールと綿糸を巻かなければなりません。糸巻き器で巻いた後、もう一度人の手によって巻き直し完全な球形にします。

こだわりポイント5 〜裁断・革の質〜

一枚革に金型を置き、部位(腹・背・尻)の硬さ厚み伸縮性を見極めながら、1枚ずつプレスし裁断しています。また、革は日本の製革業者が鞣した、天然牛皮革(白革)の雄ホルスタイン種のみを使用しています。防腐性・耐水性・耐磨耗性・耐滑性が高く、外国産と比較すると握った瞬間に品質の違いを感じて頂けます。

こだわりポイント6 〜刺繍〜

記念球には、校章・ロゴ・学校名・チーム名・監督の言葉・背番号・名前・好きな形や文字などを、好きな色で刺繍できます。

こだわりポイント7 〜リサイクル〜

これまで、廃棄されていた使用済み野球ボールは、リサイクルし再利用できます。当社は、古い革や解れた糸を剥がして、糸を巻き足して球形にし、全く新しい牛革に貼り替えることができます。見た目も使用感も、統一球との違いを見分けることが難しいレベルに仕上げています。